きょうのできごと。

日々の戯言。 撮った写真とかの投げ込み場所。

2008-01

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『獣の奏者』

?闘蛇編・?王獣編 ・ 上橋菜穂子 著・講談社

獣ノ医術師の母と暮らす少女エリン。
ある日、戦闘用の闘蛇が何頭も死に、その責任を問われた母は処刑されてしまう。
母を助けようと処刑場に忍び込んだエリンは、母のもつ不思議な力で危地を脱するが孤児となってしまう。
そんなエリンを助けてくれたのは蜂飼いのジョウン。彼と共に暮らすうちに、山中で天を翔ける王獣と出会った。
エリンはその姿に魅了され、王獣の医術師になろうと決心するのだったが、やがて…その事が王国の運命を左右する立場にエリンを立たせるのだった――。


神の子孫を王にいだく真王(ヨジェ)領、ヨジェを守護するために武力をもって別たれた大公(アルハン)領。
根を一にするリョザ神王国の領民が、それぞれの役割に特化して互いを蔑視し、対立関係が生じる…。
二つの国を巡っての物語かと思えば、実はそんな成り立ちの一国の話で、そこに「霧の民」と呼ばれる不思議な力を持つ放浪の民が関わってくる――といった展開が面白かったです。二つの国の話、ではなく、2つの部族の話、なのだね。元をただせば。

エリンが学校に入りルームメイトになった女の子・ユーヤン、可愛いです。
うん、いるよね、ああゆう大らかで明るくて包容力のある子って。
ヨジェの護衛士「堅き楯」のイアル。冷静で冷徹でもあり、それでいて部下思いでもあり、出自ゆえか自分の命に無頓着。
自分の命をとして護っている王に「自分は武力を持たない」と言われた時の、では自分は一体なんなのだ…という空虚さが切なかったです。それでも結局最後まで護りに行ってしまう辺りが律儀だなぁと思うのです。
王なんてもう捨てて、エリンと幸せになってしまえと思うのですが。

最後、エリンを王獣のリランが救うけれど、その後ってどうなったんだろうなぁ。
闘蛇乗りが王になり国は強化され、エリンは相変わらず王獣を見ているのでしょうか。
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早瀬

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