きょうのできごと。

日々の戯言。 撮った写真とかの投げ込み場所。

2017-10

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「キング・コング」

 予告見てからずっと楽しみだった「キングコング」を見てきました。3時間強と云う長さを感じさせないほどで、とても面白かったです。
 中盤(髑髏島)以降、あのジェットコースター並の急展開で手に汗握らす大迫力は、是非にも映画館で。音響設備が良いところなら、なお良し。耳元掠めて飛んで行く音とか、ゾクッとしましたよ。

 映画監督カールは窮極の瀬戸際にいた。なんとしても撮りたい映画があるのだが、スポンサーがその座を下りようとしているのだ。スポンサーから最後通牒をつきつけられる前に、カールは脚本家や女優を引き込んで強引にロケ地へ向けて出航してしまう事にした。
 ロケ地と定めたのは、地図にも記されていない未開の地「髑髏島」。島に上陸した一行は原住民に「トレ・コング」と恐れられている獣の咆哮を耳にしたのだった――。



 えー、正直言って、私は「キングコング」のオリジナルも、その後のリメイク作品も見た事はありません。
「キングコング」と言われて思い浮かぶのはパチンコ屋の看板。さもなければ、『女の人を鷲掴みにしたキングコングが、どこかの高いビルだか塔だかのてっぺんに掴まっている姿。多分、映画のクライマックス。』だけでした。どうしてそー云う事になってるのかも知りません。
 この程度の知識だったのが幸いしたのか、私にとっては最初から最後まで面白い映画でした。不思議に思う点がいくつかあるとしても、ね。でも…他の方の感想なんかを読み漁ってみると、オリジナルを知っている人にとっては賛否両論のようですね。

 さて、ネタバレしつつ感想いきます。
*これも長文になっちゃってます(^^;)
 
   映画見てて不思議に思った点の、最たるもの。
 カールや船長達がキングコングを捕らえようとしていた時点で、あの辺一帯に住んでいた原住民はどこに行ってしまったのか。
隠れて物陰から様子を覗っているのか、トレ・コングの雄叫びに恐れをなして姿を隠したのか、はたまた船長達が追い払うか殲滅するかしてしまったのか…。
 原住民たちにとっての「トレ・コング」は、何者なんだろう。恐れ忌む相手(脅威)か、畏れ敬う相手(神格)か。生贄を捧げた時のあのトランスっぷりを見ると…後者のような気もするんですが。それだと、余所者に持って帰られちゃ困りますよね…。

 そして「キング・コング」は何者なんだろうか。あの島はいろんな生物が巨大化してたけど、もともとああいった大きさの種族なのか、おサルが巨大化してしまっただけなのか。それに、彼には同族がいるのか否か。
 コングの住処の近くに巨大な骨が落ちてましたが…、私、あれ見てコングのお食事は恐竜なのかと思ったんだけど、誰かのブログで「同族の骨」と云う考察を見て、それもアリだなぁと思ったので、ますます判らなくなりました(^^;)

 思いつく順に、とりとめなく書いてしまいますが…。

 この映画見てて一番気になった人物、実は船長でした。
 登場時から、なんじゃ…このアウトローっぽいおっちゃんは?! 格好良いじゃねーかvとか思ってたんですが、なんか…美味しいトコ美味しいトコに出て来ては場面をかっさらいますね(笑)
 密猟とかの裏稼業をしてるのかなぁと、獣とか檻とかクロロホルム瓶とかを見て思ってたんですが、それっぽいトコを見てみたいと思ったら、キングコングの捕獲指示をしてくれるじゃないですか。いや、もう見惚れてしまいました。この船長主役で一本、なんか撮ってくれないかなぁ(笑)
 そう言えば…クルーの若い子。島の出身か、さもなければ、あの島に上陸後命からがら逃げてきたって設定があって、あの島に上陸する事によってその時の記憶が甦るとかなんとかあるのかと、ちょっとだけ期待してました。(攫われたアンの捜索隊で、この辺りには何がいるとか、確かこちらに抜け道があるとか、ある程度の案内役をつとめる事になるのかなぁと。)数年前にベンチャー号に密航していたといっても、その辺は全然関係無いんだね。

 だるくて飽きると言われる導入部ですが、この辺も、私的には中々面白かったです。
 スポンサーに三行半突き付けられる前に逃げ出して、彼等の手の届かない所、海上へとにかく出てしまおうと行動を起こすカール。アンに船長が余計な事を吹きこむ前に船室ヘ案内させ、脚本家を逃がさないように、彼への支払いの小切手をわざと書き間違えて訂正して時間潰したり、ジャックの行動を見ながらちらちらと窓の外の景色が動き出すのを待つ時間が、これぞ正しく、出航へのカウントダウンって感じで、我ながらワクワクしました。

 脚本家のジャックと云えば…、船長同様、この人もなんだか好きだなぁv 地味で目立たない感じの人ではありますが。でも結構良く動いて逞しい。面倒見も良いね。文系でひ弱なのかと思えば、そうでもない。「マスター・アンド・コマンダー」の船医さんに覚えた意外感と同様の驚きでした。ってか、ジャック、あんまり武器を使わない人だなぁ…。素手でコングの元へ行くのは如何なものか。まぁ、持ってても意味無いと思うが。
 ジャックは、船庫の檻の中でカタカタとシナリオをタイプしてる場面(脚本家に部屋ぐらい与えてやってくれ・・・)とか、アンが違う人物をジャックだと勘違いして喋っていた時に、本をパタンと閉じて気付かせたあの態度が好き。表面のほほんとして静かな人だよなぁ。

 「髑髏島」はとにかく凄い迫力でした。まずは廃れた砦に鳥肌を立て、突然現れた原住民に不気味さを覚え、これまた突然の攻撃に背筋が凍る思いです。ってか、あの原住民達、恐いよ…。
 この島での見所は色々あるけど、やっぱりvs恐竜かな。最初の首長竜たちの大逃走。崖際を走りぬけるあの凄さ! 私があの中にいたら…間違いなく崖から落ちてます。それから彼等の将棋倒し。もう大変! アンを追いかける3恐竜vsコングも凄まじかった。崖に落ちて蔓に絡まりユラユラしてる辺りなど、手に汗握りっぱなしでしたよ。

 さて。アンとコング。
 これは『恋愛物語』でもある、という事だけど、私は見終わるまで、見終わっても、なんだか恋愛物とは思えませんでした。なんか…もっとこう違う愛情のような。親子間に結ばれるような類の愛情、命を助けられた事による遠慮と信頼、負傷した者への憐憫、また、コングのは孤独を埋め合わされた事による喜びと、その相手への執着であるような。双方の言葉が通じ合っていれば恋愛になったかもしれないですが・・・。
(「あらしのよるに」のガブとメイが種族を超えた奇跡の友情を結べたのは、実はヤギとオオカミなのに言葉が通じてるから、と云うのが1番大きな原因のような気がしてきた・・・。)
 『トレ・コング』と原住民と生贄の関係がいつ頃から確立されているのか判らないけど、事の発端はどこにあるのだろう? コングはいつから孤独に1匹だけで生きていたんだろう?
 砦に火が灯り原住民達の騒ぎ立てる音がして、コングはそれを合図にいつもの場所に生贄を獲りにあらわれる。アンを攫ってから住処へ戻るまでの行程を考えるに、大抵の生贄は途中で死んでしまってるんじゃなかろうか。もしくは虫の息。だから、コングが何か反応しないだろうかと小突いたり転がしたりする内に完全に事切れる。力加減なんて解らないだろうから、ちょっと腕を引っ張ってみたりすると骨がバラバラになる。いずれ身体が朽ちて骨だけが散乱し、それが繰り返されているその場所がいわゆる「生贄の墓場」になる。
 そんな状況の中で、アンは生きていて、保身の為とはいえ、コングとの意思の疎通を図ろうとする。喜劇女優としての経験があったからこそできるコミュニケーションの取り方だなぁと思うが、なんにせよ、アンはコングに働きかける。それが判ったからこそ、コングも同じ手法でアンとコミュニケーションを取ろうとしたんだと思う。最後に自分の頭の上に岩が落ちてきてしまったのは愛嬌だよね。あれでアンの警戒が少し弛んだ気もするし。
 恐竜に襲われたアンを助けに入った時、アンが自分を頼って近寄ってきたのは嬉しかったと思うんですが、ところで、アンはコングが助けに来た時だったか来る直前だったかにジャックの名を呼んだような気がするんですが…。それが判ってるから、恐竜からアンを守ったあと、コングはアンに素っ気無い拗ねたような態度を取ったんでしょうか。
う?ん… 言いたい事を完結に纏められないなぁ。

 ニューヨークへ来てからの氷上クルクルは可愛らしかったです。なんか、ここで一気に和んでコングへ同情的になってしまうので、そのままクライマックスへと引っ張られて、コングの死に対する悲哀を掻き立てられるんだろうなぁ。
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コメント

はじめまして~Jakeと申します。
私もイブにキング・コング見てきました。
すごい迫力でしたね^^
映像もさることながらあの音響の迫力は映画館でしか体験できないですね。
感想読ませていただきましたが、大体同じこと思いました^^
巨大な骨ですが、私もコングの骨だと思います。
ドクロの部分は明らかにサル系だったと思いますよ。
個人的にあの骨はツガイのもので登場するコングは最後の生き残りだと解釈してます(オリジナル見ればわかるのかな?)
私も映画レビュー書いてますので興味があれば見にきてください^^

いらっしゃいませ~♪

コメントありがとうございます、Jakeさん。
本当に、大迫力でしたね。映画館の音響の良さのお蔭で、原住民の攻撃に際して、耳元を掠めた矢羽根の音に肝を冷やしました。
あ、巨大な骨はやっぱり同族でしょうかね。映画見た時は「でっかい骨だなぁ… コングくらいありそう。(食ったのかな?=恐竜?)」とか思いました。頭蓋骨の部分まではきちんと見なかったけど…そう云われてみれば、頭部分が恐竜の形じゃなかったですね。
では、Jakeさんの所にも のちほどお邪魔させていただきますね。

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