きょうのできごと。

日々の戯言。 撮った写真とかの投げ込み場所。

2017-06

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本屋で立ち読み「あらしのよるに」

ちょっと映画とは離れるんですが、でもやっぱり絵本の感想と云うよりは、気持ち的に映画に関連してしまうので――。

 関連本、と言うか「あらしのよるに」そのものが色んなバージョンになって発刊されてるみたいですね…。
絵本では、元々発行されてた6冊に、去年11月に映画で語られた最終部分が7冊目として出版されたようです。その7冊目「まんげつのよるに」を立ち読みしてみようと本屋さんへ寄ったらば、ありませんでした。残念。
 で、新刊が色々積まれているコーナーを見ていましたら、作者さん本人の著作らしく「小説版・あらしのよるに」が。
こんなのまであるのかぁとパラパラ見てみました。あぁ、ホントだ、絵本じゃなく、文体そのものが小説の形式になってる。
 前のほうをパラパラ見て、そのままラストへ一ッ飛び。本の良さは、読みたい場面に大体のあたりをつけて飛べる事。満月を見ている二匹のところまで、一気に飛びました。

…え?

映画の結末の、更に一歩先に進んでますよ、これ。
大人の為の小説だからなのか、それとも「まんげつのよるに」もその先に進んでいるのか。
「まんげつのよるに」を読んでいないので何とも云えませんが…。

以下、ネタバレしますので知らない方や、自分の目で本を確かめたい方はご注意ください。

   
 2匹仲良く満月を眺めて幸せそうに語らいながら…
 メイが。
 そして、ガブが。
 ……死にました。
 岩の上、満月の光の中、静かにまざりあったまま動かない一つの影だけがさいごに残りました。

 …え?
 死んじゃうの?! 雪山すら越えて緑の森に辿り着いて、満月待ちの数日を過ごして(映画見た時、私はメイとガブが再会したその日の夜が満月なんだと思ったんですが、この小説では違うのですね。)、そこまでしながら、それでもやっぱり2匹とも一緒に死んじゃったの?
 切ない系の締め括りは、実は嫌いじゃありません。深い余韻も残りますし。
 それでも… ここまできてしまったら、甘いといわれても生きてて欲しいと思いました。例えどちらかが力尽きてしまったとしても、もう片方は。それに、それは実は遺された者にとって甘くない現実ですし。
共に世を去って、後に残る問題も悲しみも憂鬱も希望も何もなく、そんな最期でいいのか、と。
 映画のラストは、やはりその後のメイとガブの姿を、観客の胸の内に預けて終わるという余韻を残していました。それぞれの心の内で、生きてたり死んでたりすることでしょう。
うん、公式に死んでしまうと、何だか切なすぎますね。それともあれは、作者の胸の内だけの(映画の)結末と受取ってもいいんでしょうか(^^;)

 それでも、きっとあの小説の中のメイは、そしてガブは、自分が、そして相手が、死んでしまった事を認識していないような気もします。
 いつまでもいつまでも、満月のままに時を留め、ずっとずっと他愛無いお喋りに満たされた時間を過ごしているような、そんな気がします。

ざっと読み流しただけなのに、何だかあの結末が衝撃で。
きちんと通して読み直せば、また違う感想を持つかもしれませんが。
この結末を小説で読んだ方、どう思ったのかな…と気になります。









この後に及んでまだ書きますが(笑)
メイは…まぁ力尽きたと書かれてましたが、ガブは、彼の死因はなんでしょう。空腹か?
(記憶を失っているガブと)再会してから満月になるまでの数日、ガブはメイをもっと太らせて食おうと甲斐甲斐しく植物を集めてきました。
メイは悲しみの余り運ばれた食事を全然口にしてなかったかもしれないけど(食べる表現はなかったような… それともあったかな?)、ガブは?
ガブも何も食ってないんだろうか。
…食ってないかもしれない。
ふっくり太ったメイを食うのを楽しみに、それまでの数日くらい、思いっきり腹を空かしてご馳走をペロリと食うために、空腹に耐えてたかもしれない。
なんか…ガブはそのくらいの事をやってのけるおバカさんのような気がします。
ガブ、餓死?
美しく締め括るなら、やっぱり雪崩に巻き込まれた時に大怪我してたりするんだろうか。肋骨折れて内臓に刺さってたとか、そういうの?
…あぁ、子供向けからどんどんかけ離れた想像になっていくなぁ(遠い目)
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