きょうのできごと。

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2017-10

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『インファナル・アフェア 3』

 マフィアから警察へ潜入していたラウは、善人になりたいと強く願う。潜入マフィアではなく、本物の警官で在りたいと。
 潜入警官だったヤンの死後もラウに安寧は訪れない。自分の正体を知る(かもしれない)潜入マフィアを1人残らず抹殺せねば自身の安全を保証できぬからだ。――残る潜入マフィアは、あと3人。それは、誰だ?!


 現在と、過去。挙句にラウの妄想により死人までが血肉を持って活き活きと存在している(気がする)為に、初見ではちと時間軸が混乱に輪を掛けて混乱してしまいましたが、あぁそう云うことか!と興味ぶかかったです。
 何より、やっぱりあのレコードの曲が良い。えぇと、あの「シェイシェ?イ」ってヤツですが(笑) この出だしを聞いただけで、あぁインファナル・アフェアだなぁとシミジミ思ってしまいます。
 取り敢えず… 1・2・3と通しでもう一度見てみたいなぁと思う作品でした。一度より二度、二度より三度、でより多くの物が見えてくる作品なんだろうなぁと思います。

 …ところで、ネタバレ無くして感想が書けませんよ、これ。
って訳で、ネタバレOKな方は 続き からどうぞ。  
「3」の警察側は、ヤンの弔い合戦ですね。ヤンが警官として弔われているのを知って少し救われた気がしましたが、それってラウのお陰なのか…。あぁ言ってても、警官として死なせてくれたんだね。
 ラウの方はと言えば…足掻いても抜け出せぬ地獄の最中です。ラウは結局、あの時点で何人の潜入マフィアを始末していたんでしょうか。残り一人で、それがヨンだという見当だったのかな。

 ラウは、「警察」にと云うより、潜入してマフィアとして存在しながらも警官で在り続けた「ヤン」と言う存在になりたかったのかなと思います。善人でありたい彼の善の体現がマフィアの対極である警察であったように、「ヤン」は彼にとって「善人」の体現だったのかもしれません。だから「ヤン」になりたい。
 危うい精神のバランスの上を綱渡りしてるラウは、ヤンの診療記録だとかを調べたり神経すり減らしたりしているうちに自分とヤンの線引きが付かなくなってきて、許すことの出来ない存在「"潜入マフィア"="ラウ"」を捕らえると云う思いに駆られたのかなと。ヨンを捕らえる為に乗りこんだ時、ラウを逮捕するって言ってましたもんね。女医に送った伝言もそうだったし。
 そう言えば、カウンセリングを受けているラウの隣りで同じように寝っ転がってたヤンは、ラウの妄想がうんだ彼の中のヤンなんでしょうか。実際にあの場にいないのは判っているのだけれど、過去とオーバーラップしているだけなのか、ヤンならこう答えているというラウの想像なのか。催眠に掛からなかったヤンと、掛かったラウ。警官としての使命を優先していたヤン(催眠への抵抗)と、贖罪(うしろめたさ)の意識が働いたであろうラウ。こう云うところでも何気なく二人の性質が対になってて面白いです。ラウは自分の気持ちに馬鹿正直だよね。
 自分で自分を撃ちながら一命を取りとめた時、正直酷いなぁと思いました。まさに無間道。脳に障害が残るかもという医師の言葉に、もしかして記憶を失って罪の意識からは逃れられるのかなと思ったけど、意識もはっきり残ってる。生きている間中、彼はずっと苦しんでいくんですね。
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